未実装空母の話(艦これ) 
2014/05/31 Sat. 23:53 [edit]
前回未実装戦艦の話をしたので、今回はその流れで空母の話をします。
空母はちゃんと完成した未実装艦がまだ居るのよ。
ということで、
艦これ未実装空母一覧
※赤字は未完成艦です
◆天城
建造途中だった八八艦隊の天城型巡洋戦艦から改装されたが、
改装中に関東大震災に遭い大破、破棄された。
天城の代替として改装されたのが当時戦艦だった加賀さんである。
ストライクウィッチーズで知っている人も多いかもしれない。
◆雲龍型航空母艦
ミッドウェー海戦で喪失した戦力を補うべく、
飛龍の改良型として計6隻が起工し、3隻が竣工した。
飛龍に比べ、エレベータの昇降速度UP、防火防御力UP等の強化がなされている。
また一部の艦は駆逐艦や巡洋艦から機関を転用しており、同型艦でも出力が異なる。
1番艦 雲龍
竣工時既に日本海軍は壊滅状態だったため、
雲龍は空母としてではなく輸送艦として運用された。
輸送途中米潜水艦の雷撃に遭い沈没した。
2番艦 天城
艦名は前述の八八艦隊天城からの引き継ぎ。
姉の雲龍と一緒に第一航空戦隊が編成されたが出撃することはなかった。
燃料不足で輸送任務にも行けず対空砲台として呉港でお留守番。
米軍機の攻撃を受け着底、行動不能に。
ウィキペディアでその時のカラー写真を見ることができる(クリック)
3番艦 葛城
雲龍型で唯一終戦まで生き残った艦。
機関部の生産が遅れたため、陽炎型駆逐艦の機関を改造し、代用している。
そのため雲龍より5万馬力低い10万馬力しか出力が出ない。速力2ノット減。
その代わり雲龍と比べ、対空兵装や電測兵装が増備、強化変更されている。
4番艦 笠置(かさぎ)
未完成艦。
機関部の生産が遅れたため、改鈴谷型重巡洋艦から流用された。
しかし資材の枯渇と戦局の悪化により進捗度84%の状態で工事が中止された。
5番艦 阿蘇
葛城同様機関部を陽炎型から転用され建造が進んでいたが、
進水直後に工事が中止された。
その後さくら弾(専用機に搭載される大型炸裂弾)の実験(標的艦)に使わた。
実験により着底したものの浮揚に成功し、その後解体された。
6番艦 生駒
進捗度60%で工事が中止された。
その後進水、数カ月後に敵の爆撃を受けたため小豆島に疎開。
小破したまま終戦を迎えた。
なお船体の迷彩塗装が二重になっており、技師の手違いによるものだと言われている。
ちょっとマヌケだ。逆に実装して欲しい。
ウィキペディア写真参照(クリック)
◆信濃
大和型3番艦を改装して造られた装甲空母。
進水、就役はしているが、完全な“竣工”はしなかった稀有な艦。
詳しくは以前書いた記事を参照(クリック)
沈没時護衛を務めていた浜風が艦これ内で信濃のことを話しているので、
ほぼ確実に実装されると思われる。
◆改大鳳型航空母艦
装甲空母大鳳を更に改良した空母。
高角砲の増設、水中防御強化、船体と甲板の延長等々。
ミッドウェー海戦での空母喪失により、
より工期の短い雲龍型空母の建造が優先され、
結局予定されていた5隻とも建造中止となった。
日本海軍が設計した最後の正規空母。
◆龍鳳
潜水母艦大鯨として造られ、後に航空母艦に改装、改名したのが、この龍鳳。
潜水母艦というのは艦これの潜水空母とは全くの別物なので注意。
潜水母艦は、積載スペースの少ない潜水艦に食料や燃料等を補給するための水上艦である。
商船改造空母と同様、設計時から空母に改装することを前提としていた。
軽空母。
◆伊吹
改鈴谷型重巡洋艦だったが、建造途中で空母に改装されるものの、
工事が難航、未完成のまま終戦を迎えた。
軽空母。
◆大鷹型航空母艦
飛鷹や隼鷹と同じ商船改造空母。
「優秀船舶建造助成施設」制度によって、
「建造時に補助金出すから有事の際は軍艦に改造するよ」
というのが商船改造空母。予め空母にできるよう設計される。
飛鷹型より更に低速。
1番艦 大鷹
元豪華客船「春日丸」
客船として一ヶ月従事したが、第二次世界大戦が勃発し、
上記制度により空母へ改造、大鷹として就役した。
戦艦武蔵の進水式において、
自らの船体を盾に秘密兵器武蔵の防諜に貢献した。
実装の暁には何か掛け合いがあるかもしれない。期待。
2番艦 雲鷹
元豪華客船「八幡丸」
被弾による修理時に着艦装置が新型機用に更新された。
着艦装置は空母に張られたワイヤーに航空機のフックを引っ掛けて制動するもの。
これが無いと空母の短い甲板に着艦できない。
現代でも基本的な仕組みは同じ物が使われている。
3番艦 冲鷹(ちゅうよう)
元豪華客船「新田丸」
瑞鳳や摩耶様、浦風、朧、曙、漣と航行中、
米潜水艦の雷撃を受け沈没した。
◆神鷹
ドイツから買収して商船から空母に改装された変わった経歴の艦。
第二次世界大戦勃発時たまたま神戸にいてドイツに帰れなくなり係留されていた。
ミッドウェー海戦で喪失した空母の補充として空母に改装された。
購入には日本政府の駐日ドイツ大使館が通された。
ドイツ製の缶は日本の艦本式缶とは形式が違うため、
缶をワグナー式からロ号缶本式に変更している。
そのため速力が24ノットから21ノットに低下。
まぁ艦これではいずれにしても低速の範囲内だけれど。
缶とはボイラーのこと。
◆海鷹
元豪華客船「あるぜんちな丸」
名前の通り南米航路の客船である。
優秀船舶建造助成施設制度の下に建造され、空母に改造された。
機関をディーゼルから陽炎型駆逐艦用の缶とタービンに変更。
速力23ノットと大鷹型や神鷹よりは少し速い。
以上
なげぇよ!
まぁ正直これ系の記事は人に読んでもらうことより自分の勉強のつもりで書いてます。
誰がこんなグダグダな長文読むねん。
商船改造空母って結構居たんですね。
しかも豪華客船ばっかり。
神鷹はドイツ出身だからはっちゃんやドイツ艦娘たちと仲良さそうですね。
というかはっちゃんが持ち帰ったUボートはいつ来るんだろう。
きっとそのうち来るよね。
これ以上記事が縦に伸びるのも嫌なので今回はこの辺で。
Auf Wiedersehen!
空母はちゃんと完成した未実装艦がまだ居るのよ。
ということで、
艦これ未実装空母一覧
※赤字は未完成艦です
◆天城
建造途中だった八八艦隊の天城型巡洋戦艦から改装されたが、
改装中に関東大震災に遭い大破、破棄された。
天城の代替として改装されたのが当時戦艦だった加賀さんである。
ストライクウィッチーズで知っている人も多いかもしれない。
◆雲龍型航空母艦
ミッドウェー海戦で喪失した戦力を補うべく、
飛龍の改良型として計6隻が起工し、3隻が竣工した。
飛龍に比べ、エレベータの昇降速度UP、防火防御力UP等の強化がなされている。
また一部の艦は駆逐艦や巡洋艦から機関を転用しており、同型艦でも出力が異なる。
1番艦 雲龍
竣工時既に日本海軍は壊滅状態だったため、
雲龍は空母としてではなく輸送艦として運用された。
輸送途中米潜水艦の雷撃に遭い沈没した。
2番艦 天城
艦名は前述の八八艦隊天城からの引き継ぎ。
姉の雲龍と一緒に第一航空戦隊が編成されたが出撃することはなかった。
燃料不足で輸送任務にも行けず対空砲台として呉港でお留守番。
米軍機の攻撃を受け着底、行動不能に。
ウィキペディアでその時のカラー写真を見ることができる(クリック)
3番艦 葛城
雲龍型で唯一終戦まで生き残った艦。
機関部の生産が遅れたため、陽炎型駆逐艦の機関を改造し、代用している。
そのため雲龍より5万馬力低い10万馬力しか出力が出ない。速力2ノット減。
その代わり雲龍と比べ、対空兵装や電測兵装が増備、強化変更されている。
4番艦 笠置(かさぎ)
未完成艦。
機関部の生産が遅れたため、改鈴谷型重巡洋艦から流用された。
しかし資材の枯渇と戦局の悪化により進捗度84%の状態で工事が中止された。
5番艦 阿蘇
葛城同様機関部を陽炎型から転用され建造が進んでいたが、
進水直後に工事が中止された。
その後さくら弾(専用機に搭載される大型炸裂弾)の実験(標的艦)に使わた。
実験により着底したものの浮揚に成功し、その後解体された。
6番艦 生駒
進捗度60%で工事が中止された。
その後進水、数カ月後に敵の爆撃を受けたため小豆島に疎開。
小破したまま終戦を迎えた。
なお船体の迷彩塗装が二重になっており、技師の手違いによるものだと言われている。
ちょっとマヌケだ。逆に実装して欲しい。
ウィキペディア写真参照(クリック)
◆信濃
大和型3番艦を改装して造られた装甲空母。
進水、就役はしているが、完全な“竣工”はしなかった稀有な艦。
詳しくは以前書いた記事を参照(クリック)
沈没時護衛を務めていた浜風が艦これ内で信濃のことを話しているので、
ほぼ確実に実装されると思われる。
◆改大鳳型航空母艦
装甲空母大鳳を更に改良した空母。
高角砲の増設、水中防御強化、船体と甲板の延長等々。
ミッドウェー海戦での空母喪失により、
より工期の短い雲龍型空母の建造が優先され、
結局予定されていた5隻とも建造中止となった。
日本海軍が設計した最後の正規空母。
◆龍鳳
潜水母艦大鯨として造られ、後に航空母艦に改装、改名したのが、この龍鳳。
潜水母艦というのは艦これの潜水空母とは全くの別物なので注意。
潜水母艦は、積載スペースの少ない潜水艦に食料や燃料等を補給するための水上艦である。
商船改造空母と同様、設計時から空母に改装することを前提としていた。
軽空母。
◆伊吹
改鈴谷型重巡洋艦だったが、建造途中で空母に改装されるものの、
工事が難航、未完成のまま終戦を迎えた。
軽空母。
◆大鷹型航空母艦
飛鷹や隼鷹と同じ商船改造空母。
「優秀船舶建造助成施設」制度によって、
「建造時に補助金出すから有事の際は軍艦に改造するよ」
というのが商船改造空母。予め空母にできるよう設計される。
飛鷹型より更に低速。
1番艦 大鷹
元豪華客船「春日丸」
客船として一ヶ月従事したが、第二次世界大戦が勃発し、
上記制度により空母へ改造、大鷹として就役した。
戦艦武蔵の進水式において、
自らの船体を盾に秘密兵器武蔵の防諜に貢献した。
実装の暁には何か掛け合いがあるかもしれない。期待。
2番艦 雲鷹
元豪華客船「八幡丸」
被弾による修理時に着艦装置が新型機用に更新された。
着艦装置は空母に張られたワイヤーに航空機のフックを引っ掛けて制動するもの。
これが無いと空母の短い甲板に着艦できない。
現代でも基本的な仕組みは同じ物が使われている。
3番艦 冲鷹(ちゅうよう)
元豪華客船「新田丸」
瑞鳳や摩耶様、浦風、朧、曙、漣と航行中、
米潜水艦の雷撃を受け沈没した。
◆神鷹
ドイツから買収して商船から空母に改装された変わった経歴の艦。
第二次世界大戦勃発時たまたま神戸にいてドイツに帰れなくなり係留されていた。
ミッドウェー海戦で喪失した空母の補充として空母に改装された。
購入には日本政府の駐日ドイツ大使館が通された。
ドイツ製の缶は日本の艦本式缶とは形式が違うため、
缶をワグナー式からロ号缶本式に変更している。
そのため速力が24ノットから21ノットに低下。
まぁ艦これではいずれにしても低速の範囲内だけれど。
缶とはボイラーのこと。
◆海鷹
元豪華客船「あるぜんちな丸」
名前の通り南米航路の客船である。
優秀船舶建造助成施設制度の下に建造され、空母に改造された。
機関をディーゼルから陽炎型駆逐艦用の缶とタービンに変更。
速力23ノットと大鷹型や神鷹よりは少し速い。
以上
なげぇよ!
まぁ正直これ系の記事は人に読んでもらうことより自分の勉強のつもりで書いてます。
誰がこんなグダグダな長文読むねん。
商船改造空母って結構居たんですね。
しかも豪華客船ばっかり。
神鷹はドイツ出身だからはっちゃんやドイツ艦娘たちと仲良さそうですね。
というかはっちゃんが持ち帰ったUボートはいつ来るんだろう。
きっとそのうち来るよね。
これ以上記事が縦に伸びるのも嫌なので今回はこの辺で。
Auf Wiedersehen!
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